どうも室賀です。
今回は社会に出て知った2つの恐ろしい話
をあっさり簡潔にお話します。
会社の上司が「あの人、引導を渡されたらしいよ」とほかの人と話していたのを耳にして
引導を渡すってなんだ?
と疑問に思ったので聞いてみた。
引導を渡す
「引導を渡す」と言っても何かを渡されるわけではない。
会社で少し問題を起こしていて
会社側がいつまでも雇うメリットが無いと
判断し、
「あなたの今後のためにも会社を辞めた方がいいのでは?」と、最終宣告をすることらしい。
要は退職勧奨。
「印籠を渡す」と間違える人も多いが、
間違いであって、間違いではない。
水戸黄門が「この印籠が目に入らぬか」
と、悪人どもにかざすが、
実はこれが「引導を渡す」の由来なのである。
私は今まで「引導を渡す」なんて聞いたことも
無かったので、そんな恐ろしいことがあるのかと、内心ビビっていたが、もう1つ、恐ろしい書類がある。これは私が実際に名前を書かされたものだ。
念書
はて、私が何ゆえこの様な紙切れに名前を
書かねばならないのか些か理解が出来ないな…
(心当たりはある)
これは、
就業規則に反した行為をした際に書かされる
「もしも会社を辞めさせられるようなことになっても異論はありません」という
会社と本人との契約みたいなもの。
現代社会ではリストラなんざよくあることだが
事前に本人に忠告はしました、という
証拠が書面で残るので、
いざ辞めさせるときに事務的に
辞めさせやすいのである。
ちなみに念書は2枚に署名する。
会社と本人がそれぞれ1枚保管するのが決まりだ。
とまぁ、自分の身に振りかかってくると
ドキドキハラハラしちゃう2つの恐ろしい話でした。
(実際に念書は書かされたので胸がきゅっとなりました。)
念書を書かされた今、
次は「引導を渡される」のかもしれないーーー。
おわり